本記事では,筋トレ用語「1RM」について説明します.
1RMは「1 Repetition Maximum」の略語です.
日本語にすると「1回反復できる最大の重さ」となります.
つまり
やっとこさ1回は重りを持ち上げて下ろすことはできるが,2回目は無理~って重さ
= 1RMの重さ
になります.
1RMの重さを測るのには,少しアップをして筋肉を暖めたあと,上げれなさそうな重さから順番に挑戦していって,上げれたところがほぼ「1RMの重さ」になります.
実際には挑戦してるうちに疲れるのですが,何日かやっているとだいたいの1RMが分かるとは思います.
この1RMを知ることが大切なのは,この重さを基準に自分がトレーニングで使うべき重さが決まるからです.
速筋を動員させて鍛えるには,1RMの65%以上の重さが必要です.
「サイズの原理」とその例外を知り,効率的に筋肉を大きくする方法
1RMの65%の重量の場合,約18回反復することができます.
つまり18回以上できる重さでトレーニングをしているとほとんど遅筋が使われるということになります.
また,一般に8~10回できる重さでトレーニングするのが良いといわれますが,
8回反復できるのが大体1RMの80%の重さになります.
10回の場合は1RMの75%の重さになります.
ときおり1RMの重さを測ると,トレーニングの重さの見直しや,成長の確認になります.
以上,「1RM」の解説でした.
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